プランマー病の原因、診断
プランマー病は、まず、甲状腺に腫瘍、しこりができ、
その腫瘍、しこりが甲状腺ホルモンを過剰に分泌するという病気です。
甲状腺の組織にいくつかの結節が生じ、甲状腺刺激ホルモン(TSH)の調節を受けつけなくなってしまうことで、甲状腺ホルモンを過剰に分泌してしまいます。
結節が生じることから、甲状腺結節ともいいます。
甲状腺ホルモンが過剰に分泌されると、脳下垂体で甲状腺刺激ホルモン(TSH)分泌が抑制されますが、
TSH受容体遺伝子の異常により、甲状腺細胞がホルモンを過剰に分泌してしまいます。
プランマー病ではない甲状腺腫瘍の場合は、甲状腺ホルモンを分泌しないので、プランマー病と区別できます。
プランマー病の診断には、放射性ヨードを使う画像検査を行い、これをシンチグラフィーといいます。
ヨードは結節部に取り込まれ、正常部位には取り込まれないことでプランマー病であると診断がつきます。
プランマー病の症状、治療
プランマー病の症状は、頻脈、動悸、体重減少、息切れ、手の震えなどの症状で、
バセドウ病とよく似ています。
しかし、バセドウ病の場合は、眼球突出などの症状があります。
プランマー病の治療には、抗甲状腺薬が使用される場合もありますが、
基本的には手術により、結節を摘出します。
プランマー病による甲状腺の腫瘍は、たいてい良性腫瘍で、甲状腺がんであることはほとんどありません。
結節を摘出する手術の前には、甲状腺ホルモンを低下させるために、抗甲状腺剤を服用します。
手術をしない治療法としては、腫瘍が大きくなければ、PEIT(アルコール治療)、アイソトープ治療などがあります。
アイソトープ治療では、放射能の含まれたカプセルを飲みます。
ヨーロッパではよくある病気で、ヨーロッパでは、アイソトープ治療が一般的です。
日本では、プランマー病は少ない病気です。
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